明治大学経営学部公開講座「社会的投資フォーラム2016」を開催します 2016年4月16日(土)

2016.02.24


明治大学経営学部公開講座「社会的投資フォーラム2016」


 近年、英国で始まったソーシャルインパクト・ボンド(SIB)が、新しいインパクト投資手法として、「成果連動型契約に基づく公共サービス提供」(PbR))として世界的に注目されています。英国におけるSIBは、初期の再犯予防から、保健医療分野、児童養護、子どもの学習支援等、導入分野が多様化し、アウトカム指標や支払モデルも「進化」しています。


 今回のフォーラムでは、英国からNEET予防のためにユニークな行動改善・学習支援手法を取り入れて注目されるティーンズ・アンド・トドラーズ(T&T)というNPOをはじめ、T&Tへの投資機関や研究者も招聘し、国内からも社会的インパクト投資の第一線で活躍する実践者・議員・法律家をお招きし、SIBによる社会イノベーションの可能性について意見交換を行います。


■ 日時:2016年4月16日(土)12:10-18:20 (受付開始:11:30)


■ 会場:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー1階 1011教室
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
*JR中央線・総武線、東京メトロ丸の内線「御茶ノ水駅」から徒歩3分、
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」から徒歩5分、
都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線「神保町駅」から徒歩10分


■プログラム ※内容は予告なく変更させていただく場合があります。(以下、敬称略)
開会のあいさつ 12:10-12:15  明治大学経営学部教授 塚本一郎


第1部 12:20-14:30
「イギリスにおけるソーシャルインパクト・ボンド:現状と課題、日本への示唆」(同時通訳付き)
英国でソーシャルインパクト・ボンド(SIB)の成功例となったティーンズ・アンド・トドラーズ(T&T)のディレクターをはじめ、多くのSIBに投資をしているブリッジズ・ベンチャーズの投資マネージャ、ビッグソサエティ・キャピタルの市場開発ディレクター、エセックスSIBの評価機関であるOPMのディレクターをお招きして、英国の経験からSIBの開発・運営をする上で重要な課題や教訓について、意見交換を行います。


・Daria Kuznetsova (戦略・市場開発ディレクター、ビッグソサエティ・キャピタル)
・Mila Lukic(投資マネジャー、ブリッジズ・ベンチャーズ)
・Paul Hopkins(業務及び財務担当ディレクター、ティーンズ・アンド・トドラーズ)
・Michelle Farrell Bell(地域担当ディレクター、ティーンズ・アンド・トドラーズ)
・Dr. Chih Hoong Sin(事業開発ディレクター、OPM)
・司会:金子 郁容 (明治大学経営学部 特任講師)


第2部 14:50-16:50
「日本における社会的インパクト投資の可能性」
社会的インパクト投資の第一線で活躍する実践者・議員・法律家をお招きし、SIBによる社会イノベーションの可能性について意見交換を行います。


・工藤 七子 (日本財団 ソーシャルイノベーション本部社会的投資推進室室長)
・小松 真実 (ミュージックセキュリティーズ株式会社 代表取締役)
・新家 寛 (西村あさひ法律事務所 弁護士)
・司会:鈴木 太郎 (横浜市会議員、明治大学経営学部 特別招聘教授)


第3部 17:10-18:20
 学生セッション「金融の仕組みを活用した社会課題の解決:ソーシャルビジネスへの融資と投資型クラウドファンディングの事例をもとに」


・研究発表:明治大学経営学部学生有志
・コメンテーター:工藤 七子(日本財団 ソーシャルイノベーション本部社会的投資推進室室長)/ 小松 真実(ミュージックセキュリティーズ株式会社 代表取締役)


■参加費:無料


■参加申し込み・お問い合わせ
参加を希望される方は4月14日(木)までに、(1)お名前(ふりがな)、(2)Eメールアドレス、(3)ご所属・ご役職、(4)電話番号(日中連絡可能)を明記の上、Eメールで事務局(明治大学非営利・公共経営研究所)までお申込みください。
Eメール:inpms@meiji.ac.jp TEL:03-3296-4176
*公社研HPからもお申込みいただけます。お申込みフォームはこちら


■定員:100名(先着順)


■主催等
主催: 明治大学経営学部 明治大学非営利・公共経営研究所(文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(平成26年度~平成30年度))
協力:(株)公共経営・社会戦略研究所(公社研)


*チラシはこちらからご覧いただけます
明治大学経営学部公開講座「社会的投資フォーラム2016」チラシ



◆フォーラム登壇者紹介
・Daria Kuznetsova(Strategy & Market Development Director, Big Society Capital)
ビッグソサエティ・キャピタル(BSC)の戦略・市場開発部門のディレクター。公共サービスの改革を促すために社会的投資やソーシャルインパクト・ボンドに関する業務を担当している。また、2015年は社会的投資のための財団であるアクセス(Access)の設立に関わった。BSCに来る以前は、ニュー・ローカルガバメント・ネットワーク(New Local Government Network)やイギリス内閣府戦略ユニット等で、公共政策や戦略に関する様々な研究プロジェクトに関わっていた。ロンドンスクール・オブ・エコノミクスにて公共経営学修士(国際開発専攻)、オックスフォード大学で学士号を取得。


・Mila Lukic(Investment Manager, Bridges Ventures)
インパクト投資に特化した資産運用会社であるブリッジズ・ベンチャーズのソーシャルセクターファンドチームの投資マネジャー。主にソーシャルインパクト・ボンド(SIB)に対する投資を担当している。ブリッジズ・SIB・ファンドを通して、現在まで4つの政策分野(若者の雇用・子ども向けサービス・ホームレス支援・健康及び社会福祉分野)において14のSIBに投資を行っている。ブリッジズ・ベンチャーズに来る以前は、アクセンチユアで経営コンサルタントをしていた。また、クラウドソーシング型奨学金プラットフォームであるEducation Generationの創設メンバーでもある。サイモンフレーザー大学で学士号を、インシアード(INSEAD)で経営学修士号(MBA)を取得。


・Paul Hopkins(Director of Operations & Finance, Teens & Toddlers)
ティーンズ・アンド・トドラーズ(T&T)の業務執行及び財務担当ディレクター。特に社会的投資や成果連動型支払い契約(Payment by Results)等の新しい収入源の開発に力を入れている。T&Tに来る以前は、マンチェスターで公認会計士となり、オーストラリアで映画会社に勤めた後、ロンドンのソフトウェアやデータホスティングに関するグローバル企業で財務担当副社長として24ヵ国にまたがる業務を担当していた。


・Michelle Farrell-Bell(Regional Director, Teens & Toddlers)
ティーンズ・アンド・トドラーズ(T&T)の地域担当ディレクター。若者の教育や雇用、訓練を目的とするイノベーションファンドを活用したSIBプロジェクトを率い、投資家に返済を完了し、イギリスにおけるSIBの最初の成功例の一つとなった。2015年4月よりユースエンゲージメントファンドを活用したSIBの再契約を受け、2回目のSIBプロジェクトを実施している。T&Tに来る以前は、地方自治体やチャリティ団体等で若者に対するソーシャルワークに25年近く関わってきた。マンチェスター大学で学士号を取得し、現在は経営学修士候補生となっている。


・Dr. Chih Hoong Sin(Business Development Director, Office for Public Management)
公共サービスに対する研究やコンサルタント業務を行うOPM の事業開発ディレクター。エセックス県でのSIBを始め様々なSIBプロジェクトの評価を行っている。また政府内のSIBに対する理解を広めるために、英国内閣府が主催する委託業務に関するアカデミー(The UK Cabinet Office’s Commissioning Academy)内のSIBに関する特別講座(Master Classes on SIBs)を担当している。またブリッジズベンチャーズとバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチが発行したSIBの実務家向け案内書「Choosing Social Impact Bonds: A Practioner’s Guide」の作成に関わった。


・金子 郁容(明治大学経営学部 特任講師)
慶應義塾大学工学部卒、スタンフォード大学にてPh.D.(工学博士号)を取得。ウィスコンシン大学准教授、一橋大学教授などを経て1994年から慶応義塾大学教授、2014年度から明治大学経営学部特任講師。専門は情報組織論・ネットワーク論・コミュニティ論。主な著書に『ボランティア もうひとつの情報社会』(岩波新書)や『ボランタリー経済の誕生』(実業の日本社 共著)、『日本で「一番いい」学校 -地域連携のイノベーション-』(岩波書店)、『コミュニティのちから — “遠慮がちなソーシャルキャピタルの発見”』(共著 慶應義塾大学出版会)等がある。


・鈴木 太郎(横浜市会議員、明治大学経営学部 特別招聘教授)
上智大学外国語学部卒。三菱銀行、外資系銀行勤務を経てシラキュース大学情報研究大学院修士課程修了。米国IT企業本社勤務の後、2002年、横浜市会議員初当選。以来4期連続当選。中小企業振興基本条例や財政責任条例の制定を主導するともに公民連携スキームの開発に尽力している。


・工藤 七子(日本財団 ソーシャルイノベーション本部社会的投資推進室室長)
大学卒業後、日系大手総合商社に勤務を経て、クラーク大学大学院国際開発社会変革研究科へ入学。在学中、ハーバード社会起業大会スタディツアー、そしてAcumen Fund のパキスタンでのインターンに参加。帰国した2011年より、日本財団へ入団し、企業との連携事業を担当する他、日本ベンチャー・フィランソロピー基金の立上げ、運営を担当。日本財団国際グループ担当常務が民間代表を務めるG8社会的インパクト投資タスクフォースの、国内諮問委員会事務局を務める。


・小松 真実(ミュージックセキュリティーズ株式会社 代表取締役)
早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。2000年ミュージックセキュリティーズを合資会社として創業。2002年に株式会社化し代表取締役就任、現在に至る。2013年ダボス会議で知られるWorld Economic ForumよりYoung Global Leadersに選出される。2014年一般社団法人第二種金融商品取引業協会の理事に就任する。現在、同社のマイクロ投資プラットフォーム『セキュリテ』を活用し、全国333社の為の510本のファンドを組成した。


・新家 寛(西村あさひ法律事務所 パートナー弁護士)
東京大学法学部卒業、1998年弁護士登録。不動産流動化・ファンド案件が国内で組成された創生期から数多くの案件を手掛けており、不動産・金融両面での知識・造詣が深い。また、新株予約権・種類株・信託を使ったファイナンス案件でも、新商品開発・第一号案件の組成を含め、豊富な経験を持つ。主著書に「REITのすべて」(民事法研究会、共編)「資産・債権の流動化・証券化[第2版]」(きんざい、共編)、「論点体系 金融商品取引法」(第一法規、共著)、「合同会社等の実態と課題」(旬刊商事法務No.1944-1945座談会)ほか多数。



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